音楽に関連して考える

これらの電子書籍での研究データや考察は、音楽の分野にも当てはめることができると思います。
例としてここでは音楽を聴くという行為に当てはめてみます。

CDの場合

1.CDを購入する
Amazonなどの通販はまた別ですが、CDショップで購入する場合は店舗に『移動』し、『歩いて』店内で目当てのCDを『探し』、『手に取って』、購入します。

2.CDを開封し取り出す
帰宅したらさっそくCDを『開封』して、CDを『取り出し』ます。

3.CDをプレイヤーにセットし聴く
取り出したCDをプレイヤーに『セッティング』し、再生ボタンを『押し』、ここで初めて曲を聴くことができます。

4.歌詞カードで歌詞を読む
CDに同封されているジャケットなどを『取り出す』し、手に『持つ』ことで、歌詞やアーティスト情報を『読む』ことができます。

配信音楽の場合(スマホ)

1.iTunesなどのサイトで音源を選ぶ
スマホの画面を『タップ』してiTunesアプリを起動します。

2.ダウンロードする
目当ての曲を『タップ』で検索して選びます。

3.聴く
ダウンロードした曲を『タップ』することで初めて『聴く』ことができます。

4.歌詞などはサイトで検索しチェックする
歌詞やアーティスト情報は『タップ』することで検索して得ることができます。

必要なのは『手間』をかけること

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大まかにですが、CDで購入する場合、配信でダウンロードする場合の動作や行為を分析的に細分化してみました。
もちろん状況によって多少の違いはあるでしょうが、この2つの違いは明らかに『手間』の違いでもあります。

スマホで配信された曲を購入し聴くためにはそのほとんどを『タップ』で成立してしまうのにたいし、CDを聴く場合はもっと多くの動作が必要なことがわかります。
これがアナログレコードだったらもっと多くの『手間』が必要です。

しかしこの手間をかけるということは、その分多くの『感覚』を体験する機会があるともいえます。
それって言い換えればそれだけ脳には刺激的ってこととも言えるのです!

まとめ

あくまで『音楽を聴く』という行為に絞って分析、考察してみましたが、これらの考え方ってエンタメ業界には今後もっとも必要なことなんだと思います。
CDの売り上げが落ちているのに、フェス動員数はアップしていること。
配信の売り上げがいまいち伸びないのに、アナログレコードの売り上げがアップしていること。
といったことにも当てはめられると考えています。

音楽をはじめ、今後のエンタメ業界にとって必要なことって、いかに多くの「感覚体験」をお客さんに与えるか?
これが大切なのではないでしょうか?

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