治療方法

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その病気によって治療法も違いがありますが一般的には、

沈黙療法

喉への刺激を避け、声を休めること。喉への負担をなくすことで炎症症状を悪化させることを防ぎます。
声帯ポリープの初期段階にも有効です。

薬物療法

炎症や痛みに対しては、消炎剤や鎮咳薬の内服、細菌感染に対しては抗生物質が使用されます。
症状がひどい場合は点滴での処置になることもあります。

言語療法

声帯ポリープや結節の場合、声帯にあまり負担をかけずに話したり歌ったりする方法を言語聴覚士より指導を受けます。

手術

慢性的な扁桃炎の場合、手術にて扁桃腺を取り除く場合があります。
扁桃腺を取り除いても声が変わることはないようですが、まれに体質そのものが変わる場合があるようです。

予防策

ここでは主にボーカリストに向けての予防策を紹介します。
普段の小さな心がけが予防策になります。

保湿

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ボーカリストにとっては乾燥は大敵です。リハーサルや本番以外はなるべくマスクを着用するなどして保湿を心がけましょう。

のどに負担をかけすぎない

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「お腹を使っての発声」が最も喉に負担をかけない方法ですが、ラウド系バンドのボーカルワークのなかにはデスボイスやシャウト、グロウルなどもありますので負担は必ずかかってしまいます。
自分の喉の状態に合わせた歌い方や楽曲の作り方も必要だと思います。

のど飴、はちみつ

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のど飴は唾液の分泌を増やして喉の炎症を予防します。
また、はちみつには殺菌効果があり、消炎作用にも優れています。

よく喉にいいからという理由でオレンジジュースを飲むボーカルさんを見ますが、喉が炎症しているときは柑橘系の飲み物は刺激が強すぎますので控えたほうがよいです。

喫煙を控える

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これ、基本中の基本だと思っています。
喉への負担をかけるだけでなく、最近ではたばこの副流煙によって聴覚障害になるリスクが高くなるといった研究データもあります。

免疫力を高める

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前回書いた突発性難聴についての記事でも、うつについての記事でも触れた「免疫力」ですが、バンドやミュージシャンの音楽活動を続けるうえではこの「免疫力」が非常に重要です。
そのためには、ストレスをためず、きちんとした食事をとり、適度な運動をする、といった大方ミュージシャンの生活とは対の位置にある生活が必要となります(苦笑)。

まとめ

ミュージシャンだってアスリートと一緒で体が資本です。
それなのにアスリートに比べるとまったくもって自分の身体のメンテナンスに意識が向かない。

酒は飲むわ、タバコは吸うわ、食生活乱れるわ、ストレスフルだわで完全に病気と隣り合わせと言えます。
規則正しい生活をしているロックミュージシャンも違和感ありますが、もう少し自分の身体への意識を向けないと、音楽活動を長く続けることができなくなってしまいます。

医療従事者が音楽業界に関わっているからこそ、よく見える点ですし、すごい問題視しています。

SuGの武瑠さんも、声優の新田恵海さんも、少しでも早く回復してまた戻ってきてくれることを願ってます!

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